2025年に始まった英検準2級プラス。

準2級プラスは大学受験で優遇されるのか、難易度がよく分からない、など。

疑問がいくつもあって、受けるべきか迷っている人も多いはずです。

僕もはじめは、準2級と2級との差は小さいから、不要なのでは?と思っていました。

どんな人に英検準2級プラスは向いているのか、その特徴を詳しく解説します。

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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

*このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

英検®準2級プラスの難易度

準2級プラスの合格点

英検準2級プラスの問題構成と得点は、2級とかなり似ています。

技能リーディングリスニングライティングスピーキング
問題数・得点31問30問32点(2問)33点(5問)
CSEスコア625点625点625点625点
合格基準1402/1875点427点

満点は2500点ですが、CEFR は A2(準2級と同じ)が上限です。

大学入試では、CSEスコアや CEFR(セファール)が基準になるので、注意してください。

ちなみに英検2級の問題構成と合格点が、こちらです。

技能リーディングリスニングライティングスピーキング
問題数・得点31問30問32点(2問)33点(5問)
CSEスコア650点650点650点650点
合格基準1520/1950点460点

CSEスコアは、各技能とも25点ずつ差があります。

リーディングとリスニングの問題数は同じで、ライティングの配点も同じです。

これは準2級プラスが2級の問題構成をそのままで、やさしくしたものだからです。

英検2級になかなか受からない受験者のために、ハードルを低く設定しています。

CSEスコア上、準2級プラスが約74%、2級のほうが約77%とやや高く見えますね。

おそらく、何問正解したら合格できるかは、2級が参考にできそうです。

リーディング19問、リスニング19問、ライティング21点、がギリギリ合格のラインになりそうです。

英検準2級プラスと2級の共通点

前述のとおり、準2級プラスは2級と問題構成が、ほぼ同じです。

準2級プラス2級
リーディング語彙10問・熟語7問語彙10問・熟語7問
穴埋め6問・内容理解8問穴埋め6問・内容理解8問
リスニング対話文15問対話文15問
内容理解15問内容理解15問
ライティング要約問題16点(25~35語)要約問題16点(45~55語)
意見論述16点(50~60語)意見論述16点(80~100語)
スピーキング(面接)音読・カードの英文1問音読・カードの英文1問
マンガのストーリー説明1問マンガのストーリー説明1問
カード以外2問カード以外2問

ことなる点は、ライティングの語数です。

意見論述は、2級よりも語数が30語も少なく、準2級と同じレベルに見えます。

ただ厄介なのは要約問題で、決まった語数をオーバーしても不足しても0点になります。

長文全体の内容を、過不足なく半分程度の語数に圧縮する必要があります。

リーディングについて、

単語の難易度は準2級とあまり差がないですが、熟語がやや難しいです。

長文は、読解力を要する少しひねった設問がいくつか見られます。

英検準2級や2級との違い

英検準2級プラスを準2級や2級と比べたときの違いは、こちらです。

  • CSEスコアは各技能25点差ずつ(準2級600点、準2級プラス625点、2級650点)
  • CEFR B1は2級だけ(準2級と準2級プラスは A2 )
  • メール問題より要約問題が難しい(要約は決まった型がない)
  • 熟語問題は準2級が5問、準2級プラスと2級が7問
  • リスニングで選択肢も聞き取る問題は、準2級だけ
  • 準2級プラスと2級のスピーキングで、3コマ漫画のストーリー説明がやっかい

単語と文法は、準2級と準2級プラスに大きな差がないように思います。

準2級よりも難しい点は、ライティングの要約問題と、スピーキングの3コマ漫画です。

また準2級に合格できた人も、まだ準2級の過去問を満点レベルに解けていないですよね?

まずは90%以上の問題を正解できるまで準2級を復習しましょう。

英検準2級プラスを大学入試に利用

高校生に人気のある大学は、たいてい英検2級以上を求めています。

しかし英検準2級プラスは大学入試に意味がないとは、必ずしも言えません。

  • 岡山大学は商業科や総合科むけの推薦で英検3級から利用できる
  • 東京海洋大学は一般受験者も含めて、英検準2級以上が必須
  • 総合型や推薦でも、スコアの要件がない大学もある
  • 4技能のテストを受けていたら、不合格でもCSEスコアを利用できる

これらの利点は、準2級と準2級プラスに残念ながらほとんど差がない、ともいえます。

英検利用が始まって5,6年なので、準2級プラスも将来有利になるでしょう。

そのわけは、準2級と2級の間にある大きな差が注目されているためです。

文科省のデータ(2024年度)準2級レベル以上2級レベル以上
高校生全体51.6%21.2%
進学校64.7%26.9%

英検を受験する高校生が133万人いるなかで、2級の受験者は64万人もいます。

大勢の高校生が2級に挑戦しているが、合格者は少ないのが明らかです。

準2級プラスは、そんな高校生のための2級への練習台的に設置されました。

英検®準2級プラスを受けるべきか

英検2級の難易度が高いわけ

大学入試に英検を利用する場合、有利なのは英検2級以上です。

しかし、英検2級は多くの高校生にとって、合格のハードルが高い現実があります。

英検準2級プラスは、2級に合格できる自信がない人に受ける価値があります。

問題形式は2級と同じだが、単語や文法は2級より易しいことは前述したとおりです。

英検2級は体感的に、次のレベルに達していないと厳しいと思います。

  • 文法は「文法ポラリス1」の問題を理解し、全英文を和訳できるレベル
  • 単語は「ターゲット1900」レベルで70%を覚えているレベル
  • 英作文は80語以上の内容のあるものが書けるレベル

文法・単語は、高校生にとって日常的に勉強することが多いと思います。

しかし英語を使って自己表現する能力は、定期考査で鍛えられないです。

英検2級では、特にライティングとスピーキングを難しく感じるかもしれません。

そうした分野に慣れる目的で、英検準2級プラスに挑戦してみるのもアリです。

準2級プラスを受けずに2級を受けてもいい?

英検準2級プラスを受けずに、2級を受験したい高校生もいるはず。

僕が指導した高校生も、準2級の合格後に2級を受験しました。

彼の場合、単語と文法の基本ができて、ライティングの勉強に時間がとれたからです。

要約問題は日本語でも高校生にはちょっとハードルが高いかもしれません。

英語の長文を要約する問題は、東京大学など難関国公立大学や、早稲田くらいです。

英検準2級にギリギリ合格だった人が、準2級プラスに落ちることはあります。

準2級プラスと2級の両方の過去問を解いてみて判断することがおすすめです。

どっちも自信がない場合は、準2級の過去問を復習してください。

英検®準2級プラスの問題集

英検準2級プラスは2025年に始まったばかりで、他の級より問題集は少ないです。

問題の解き方は「英検準2級プラスをひとつひとつわかりやすく」

  • 単語・文法の基礎が中心
  • ライティングとリスニングに重点

 

過去問は、「英検準2級プラス全問題集」

  • 2025年度を2回分
  • 英検サンプル問題
  • 旺文社オリジナル問題

英検の公式サイトに、2025年以後の過去問が公開されています。

最新の問題だけ、公式サイトをご覧ください。

 

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ABOUT ME
nyama
国公立の大学と大学院(修士)を出た後、中学生と高校生に英語・国語などの勉強を教える仕事を2009年からしています。2022年からサイト運営を始め、低価格のオンライン塾もしています。僕も英語とITを勉強中。