英検®準2級は何問正解で合格?自己採点する方法

英検は1問あたりの配点が不明で、正解数が同じでもCSEスコアが変化します。
旺文社のサイトに自己採点するツールがあるものの、あくまで目安です。
受験者としては英検準2級に何問正解したら合格できるか、知りたいですよね?
問題数と合格点は毎回決まっているものの、そのCSEスコアの計算はかなり複雑です。
そこで英検準2級の合格例をもとに、最新の合格情報を紹介します。
読者の大半は一次試験の前後と思うので、見落としている重要なことに触れます。
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*英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
*このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
英検®準2級を自己採点する方法
英検準2級の配点
英検準2級の問題数と配点は次のとおりです。
| 試験 | 一次試験 | 二次試験 | ||
| 技能 | リーディング | リスニング | ライティング | スピーキング |
| 問題数・配点 | 29問 | 30問 | 28点(2問) | 33点(6問) |
| CSEスコア | 600点 | 600点 | 600点 | 600点 |
| 合格基準スコア | 1322(1800点満点) | 406点 | ||
およそ6割くらい正解したら、合格点が取れると言われています。
ただし、正解数が同じでも、問題の種類や試験のたびにCSEスコアは変化します。
偏差値や平均点ともまったく違う計算方法を採用しているからです。
英検準2級CSEスコアの出し方
英検のCSEスコアは、項目反応理論によって計算しています。
その特徴が、つぎの3つです。
- 受験者の能力、問題の難易度、問題の識別力、3つを独立して評価
- 理論上、テスト問題が難しくても易しくても、CSEスコアは同じになる
- たまたま正解してしまう確率も予測できる
学校のテストは、受験者の能力だけを測り、配点や難易度はあらかじめ決まっています。
英検の場合は、テスト後に問題そのものの難易度などを計算します。
問題の識別力とは、英検準2級の実力がある人とそうでない人の差がはっきり出るかどうかを測った値のことです。
平均点や偏差値は、1回分だけの受験者全員の能力で決まってしまいます。
- 例えば、その回だけ極端に難しかったり、逆に易しかったりした場合。
- あるいは、その回だけ受験者ほとんどが英語得意だったり、苦手だったりした場合。
これらは、受験者に不公平感を与えてしまいます。
実際は、従来型だろうがS-CBTだろうが、難易度にほとんど差がないはずです。
自己採点ツールの限界
合否が気になる人向けに、自己採点ツールがいくつか展開しています。
- スタスタApps
- 英検一次試験解答速報サービス(旺文社)
しかし、これらは合格を保証するものではありません。
前述のCSEスコアの出し方を読んでいただければ明らかです。
- 自分の受けた回の結果と過去の実施結果は等しくない
- ツールやアプリは、受験者全員のデータを持っていない
- 各問題の難易度や識別力を評価できない
よって、CSEスコアは実際の結果とはかなりズレる恐れがあります。
ただし、ライティングは「英検カコモン」のAI添削が、ChatGPTなどより優れています。
英検準2級の合格率
英検は毎回合格定員の決まった試験ではないです。
また受験者の大半が準2級の合格基準にない場合は、合格率が下がります。
繰り返しますが、毎回受験者全体の能力と、個人の能力は無関係です。
英検が定める準2級のレベル(高校中級程度)に達している受験者だけが合格します。
2015年まで、合格率は一次試験が30~40%、二次試験が80%でした。
現在は非公表です。
感覚としては、高校1年生程度の文法と単語力があれば、受かる可能性は高いと言えます。
ただし、ライティングやスピーキングなど、学校では手薄な分野は対策が必須です。
英検®準2級は何問正解で合格
一次試験は何問正解で合格
何問正解で合格できるかは、前述のとおり毎回変化します。
過去のデータから、目安は6割と言われています。
| リーディング | リスニング | ライティング |
| 18問以上(全29問) | 18問以上(全30問) | 17点以上(全28点) |
機械的にあてめるとこうなります。
しかしリーディングかリスニングで、正答率50%未満でも合格した例はあります。
その場合、ライティングなど他の技能が、8割前後を取れていることが条件です。
2024年第3回に合格した例としては、次のものがあります。
| リーディング | リスニング | ライティング |
| 22/29問(76%) | 17/30問(57%) | 22/28点(79%) |
| 483 | 429 | 489 |
CSEスコアは1401点と合格基準スコアとの差は、79点です。
あまり余裕はないと言えます。
ギリギリを攻めすぎても不合格の恐れがあり、目標は20問以上正解を目指すべきです。
ライティングも20点以上、できれば満点近くを目指したほうが、英語力がつきます。
英検準2級で20問以上正解できないと、基礎が弱く準2級プラス以上は厳しいでしょう。
ところが、英検を終わったばかりの受験者は、何問正解しているか気にしても無意味です。
もっと大事なことを忘れていませんか?
二次試験は何問正解で合格
大半の受験者が忘れていること、それは、二次試験の対策です。
合格発表から二次試験まで2~3週間しか余裕がない、と気づいていますか?
一次試験はスキマ時間に勝手に勉強を進められますが、二次試験は準備が大変です。
おそらく受験者の大半は、英検3級の二次試験を受けたことがあると思います。
3級は1文答えるだけでゆるかったですが、準2級は難易度が上がります。
面接委員の質問に、2~3文の英語で返すことが求められます。
問題が難しくなっているため、各問で満点をとることは難しいです。
この記事を読んでいる現在が一次試験直後なら、まだ5週間の余裕があります。
| 形式 | 問題内容 | 配点 |
| カード問題 | 約50語の英文を音読 | 5 |
| 1,英文についての質問 | 5 | |
| 2,イラストの人物の行動を説明 | 5 | |
| 3,イラストの人物の因果関係を説明 | 5 | |
| 受験者自身の意見 | 質問に対し、自分の意見と理由を述べる | 5 |
| 5 | ||
| アティチュード | 3 | |
| 合計 | 33点 |
つまずくポイントは、こちらです。
- イラスト中に1人、説明に困る動作がある(台車を押すなど)
- 人物の動作について、因果関係を2文で説明する
- 理由を英文2文で答える
ギリギリ合格点は、21点~23点の間です。
難易度が上がっているのがわかると思います。
自身がない人は二次試験対策用の「英検準2級二次試験完全予想問題」
もちろん、塾や英会話の先生とレッスンをしてください。
試験の流れや答え方に慣れるのが目的の問題集です。
過去問の収録数が最も多いのが、「英検準2級過去問集」
二次試験の問題は、合計18回分収録しています。
1回ずつ自分の解答と解答例を見比べて、できなかったところをまとめてください。
試験までに全問2周分を練習できたら、きっと合格できるはずです。
英検の面接練習なら、「ベストティーチャー




